校舎建設中に、古墳遺跡が発見されました。当初の予定では校舎は真っ直ぐに建てられるはずだったそうですが、古墳跡を生かすため、ご覧のようなユニークな配置になっています。はじめて来校された方は、今どこに自分がいるのかわからなくなることもしばしば・・・
でもそんな時は、お気軽に教員や生徒にお尋ねください。
この福祉実習棟には、実習室Ⅰ&講義室(ベッド実習が可能な実習室と生徒机24脚を固定した講義室) 実習室Ⅱ(トイレ・風呂・キッチンなど家庭介護実習が可能 な実習室) リハビリ室&演習室(リハビリやトレーニング実習が可能なリハビリ室 と移動式テーブル9脚からなる演習室) セミナー室(移動式テーブル6脚からなる 少人数用教室) 更衣室、トイレ、準備室があります。
廊下も明るく広々していて、社会福祉実習Ⅰの授業ではレクリエーション学習で利用したり、授業の成果をボードに貼って掲示したりと活用しています。
『ビオトープ』とは『生物の棲む空間』のことで、ドイツの市民による自然保護活動によってうまれた言葉です。日本では戦後、河川の護岸工事や水田の減少などで、そこを住処や餌場としていたメダカやホタル、トンボなどの生物も加速的に減少しました。国内でも環境保護活動が盛んになる中で、ビオトープという言葉は『生態系の復元』といった意味で用いられたり、『学校ビオトープ』として学校での環境学習に用いられるようになったりしました。八尾北高校では2007年度より環境学習空間としてビオトープが整備され、八尾の食文化体験交流会などを行う場として活用されるようになりました。また、2009年度より、授業『ビオトープで学ぼう』が開講され、ビオトープを拠点にした授業を行っています。数年前までグラウンドとして使用していた場所ですが、現在はクロメダカや数種のトンボなど、池や水田などには様々な生物が定着し、立派な生態系を形成しています。