避難訓練

5月1日は、地震を想定した避難訓練を実施しました。

避難開始から全員の安否確認まで、要した時間は7分50秒でした。これは、非常に短い時間であり、皆さんが落ち着いて、速やかに避難行動をとることができていたといえます。

教室に戻ってからは、校長からの講話のほか、HRで諸注意を聞きました。

以下、講話の内容です。「皆さん、今日は避難訓練にしっかり取り組んでくれて、非常に良かったと思います。地震はいつ、どこで起きるか分かりません。だからこそ、今日のような訓練がとても大切です。いざという時に落ち着いて行動できるよう、普段から心がけてください。もう一つ、私からお願いしたいことがあります。それは、災害のときに、『けがをしない』でほしいのです。というのも、皆さんは高校生です。広範囲の災害が起きたその瞬間から、日常に戻るまでの期間、家族や周囲の人、小さいこどもやお年寄り、そのほかサポートが必要な人を助け、支えてあげることができる年齢です。でも、もしけがをしてしまったら、年齢や体力に関係なく、助けてもらう立場になります。この差は大きいです。もちろん必ずけがを防げるかどうかはわかりませんし、けがをしたら悪いということではありません。ただ、そういう意識をもっておくか、おかないかで、結果は大きくかわってきます。これからは、そこも考えて、日々を過ごしてほしいと思います。」

けがをしないことの重要性については、ある防災士さんから伺ったことです。自然災害から免れることは難しいですが、被害を最小限に留めることができるよう、防災活動を進めてまいります。

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