総合学科Ｑ＆Ａ

一番の特徴は、選択科目が非常に多いということです。１週間３０時間の授業時間の内、２年次で１８時間、３年次で２２時間の選択科目の授業が行われます。「総合選択科目」・「自由選択科目」として、約１４０もの科目が用意されており、その中から自分自身で授業の組み合わせを考えます。
「普通科高校」「普通科総合選択制高校」との違いは、１週間あたりの選択授業の多さです。普通科に対して約４倍、普通科総合選択制に対して約２倍の選択授業があります。また、選択授業のために用意されている科目数もたくさんあります。
さまざまな分野を体験して自分の適正をじっくり見きわめる。興味のあることを見つけて深く探求する。など、前向きにチャレンジしてみましょう。

総合学科の選択科目は、総合選択科目と自由選択科目に分かれます。「総合選択科目」とは、従来の教科・科目の枠にはおさまりきれない「国際理解」「福祉」「情報」などのテーマについて理解を深める、総合学科独特の、八尾北にしかない特色ある授業です。現代社会の重要な問題や、生徒の興味・関心・進路に対応した多様な科目を用意しています。総合選択科目は、どのようなことが学べるのかが分かりやすいように、あるいは科目の選択の目じるしとなるように、その科目の内容や目的によって「系列」というグループに分類されます。八尾北高校には、５つの系列があります。系列は「コース」などのように「所属」を意味するものではなく、君たちが必要とする科目を複数の系列から選択することができます。一方、「自由選択科目」は、従来の教科・科目の内容を、学力・学習到達度や進路に応じて学習していく科目で、「社会科自由選択科目」「数学科自由選択科目」などに分類されます。生徒が進路実現に向けた確かな学力を身につけることができるように、授業内容については分野・単元・技能の重点の置き方に工夫をこらし、生徒の進路希望や学力状況に応じて選択できるようにしています。

総合選択科目には特色のある科目がたくさんありますが、それらは５つの分野にグループ分けされています。この５つの分野を「系列」と呼んでいます。
科目を選択するときに、いくつかの系列にわたって科目選択をすることができます。

• 国際コミュニケーション系列
  英語やアジア系言語の学習を中心にします。しかし、それだけでなく、どのような生活がそこにあるのか、それぞれの文化を知り、そして理解することを目的とした科目もたくさん用意されています。また、ビジネスに役に立つスキルを身に付けることを目的とした科目も考えています。
• 福祉ネットワーク系列
  共生に喜びを見出せる、豊かな感性を育むことを目的とした科目を用意しています。老人ホームや保育所を訪ねて福祉の現場を体験する授業や、点字や手話の基本を学ぶ授業もあります。
• 情報・テクノロジー系列
  テクノロジーの基本を学びます。ものづくりを通して、そこに必要とされる知識の厳密さや技術の水準を体験する授業があります。様々な資格を取得することも目的としています。
• 人間科学系列
  環境や平和・人権・健康・心理など、人間が人間らしく生きていく上での、さまざまなテーマについて、日本だけでなく世界も視野に入れて学んでいくことを目的とした科目を考えています。
• ライフクリエーション系列
  芸術や芸能、スポーツなどを通して、人生をより豊かに楽しむ方法を体感する科目を用意しています。保育系短期大学への進学希望者を対象に、楽器演奏法を学ぶ授業もあります。

４０人を基本にクラスが作られ、担任と副担任がいます。１年生では、ほとんどの授業をクラスで受けます。２年生と３年生では多くの選択科目の授業がありますが、このときにはクラスに関係なく、科目を選択した人のグループで授業を受けます。
３年間を通してロングホームルームの時間は、クラスで集まります。また、体育祭や文化祭といった行事など、クラスのみんなで力をあわせる取り組みがたくさんあります。

２学期制です。１学期は４月から１０月初旬まで、２学期は１０月初旬から３月までです。

８時４０分から１時間目が始まります。基本的には６時間授業です。進学希望者等を対象としたセミナーもあります。

八尾北高等学校の入試は、３月の「後期入学者選抜」で行われます。

総合選択科目（八尾北高校の特色のある選択科目が多い）でおよそ９０科目、
自由選択科目（主に進学に必要な科目）でおよそ４５科目、を準備しています。

受験を検討している人の見学は歓迎します。
まず、下記まで連絡してください。見学を希望する日の２週間前までには連絡をお願いします。
TEL ０７２－９９８－２１００
FAX ０７２－９９８－６３４５