共生に喜びを見出せる、豊かな感性を育むことを目的とした科目を用意しています。老人ホームや保育所を訪ねて福祉の現場を体験する授業や、点字や手話の基本を学ぶ授業もあります。
科目例
手話を学ぶ
手話の基礎の基礎を学びます。手話の技術だけを学ぶのではなく、聴覚障がい者の方に講師として来ていただき、聴覚障がい者の暮らし・文化・活動を学び、交流を深めます。
社会福祉入門
前半は、コミュニケーションの理論と簡単なワークを行った後、感染症の知識や基礎全般を学習し、後半は、介護保険制度、認知症の対応の仕方、脳卒中片マヒの人への支援方法、介護の基礎的な技術などについて学びます。
福祉コミュニケーション
高齢者や障がいのある方、幼児との交流を通して、様々な福祉に関わるコミュニケーションを学びます。高齢者施設や保育園、福祉事業所に実習・交流する実践的な学習も行います。講師の方に来て頂き、手話や点字、白杖についても学びます。
社会福祉(実習)
介護全般について、広く基本的な知識と技術を学習します。移動の介助、食事の介助等、介助をする側とされる側の体験をもとに、介護とは何かを考えられる人作りを目指します。
社会福祉(演習)
福祉に関する課題研究や、事例研究を通して、専門的な知識を深め、問題解決の能力を養っていきます。
保育入門
幼児は身近な人をモデルとして成長していきます。そんなモデルとなるような生活習慣や態度について振り返りつつ考えていきます。また制作や集団あそび、手あそび、などなど幼児と共に楽しめる遊びを学習します。
児童文学入門
保育系の進路を考えている人に必要なのが子ども向けの文学(児童文学)の知識です。この授業では、現代の様々な児童文学や児童文学史、児童文学にかかわる理論を学びます。特に絵本についても表現方法を分析し、創作活動も行います。このような学習を通して、子どもへの「よみきかせ」などに活かしていきます。
発達と保育
家庭総合で学んだ保育の基礎を発展させ、乳幼児の発育・発達・生活・遊びなどについて学習します。保育所との交流会を通して乳幼児の接し方を学び、体験します。また、おもちゃや絵本などを作ることで、表現力を養い、保育の専門能力を持てるよう学習します。